
「就学前検診ってどんな内容なの?」「具体的なことを知りたい!」
先日、就学時健康診断通知書が届いたので就学前検診へ行ってきました。
通知書には、診察及び面談などを実施しますと書いてあったのでどんな内容なのかドキドキ・・・
就学前検診では知能検査(テスト)があるんですよね。
息子はひらがなが全部書けないので大丈夫なのか、、、という不安を抱えつつ、時間はどのくらいかかるのか?服装や持ち物は?などいろいろな疑問を事前に調査したところ、
就学前検診は自治体、地域、小学校によってやり方が違い、いろんなパターンがあることが判明。
また、「準備しておいたほうがいいこと」「準備しなくてもいいこと」があることを知りました。
そこで、今回は就学前検診はどんな内容なのか?を当日の流れ、面談で聞かれたことなど実体験も含めて詳しく紹介していきます。
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就学前検診の内容!当日の流れは?
息子が通う小学校の就学前検診の当日はこのような順番で行われました。
- 受付
- 書類に記入
- 健康診断
- 面談(子供だけ)
- 面談(親子で)
では、それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.受付
送付されてきた「就学時健康診断通知書」を持参し、受付を行います。
名簿をざっと見たところ、男子40名弱、女子50名くらい。
今日の書類一式をもらい、2階の教室へ行くよう案内されます。
2.書類に記入
渡された書類は2種類
- 住所や生年月日・通っている保育園(幼稚園)の名前、家族構成などを書く書類
- アレルギーや予防接種に関する書類
書類の記入が終わったら、健康診断の列に並びます。
3.健康診断
- 内科
- 耳鼻科
- 眼科
- 歯科
診察項目ごとに教室を移動して受診します。
診察は地域の医院の先生で、耳鼻科は息子のかかりつけの病院の先生でした。
身体測定や聴力、視力検査がある学校もあるようです。
次に、子供だけの面談。
4.面談(子供だけ)
子供だけが教室に入り、先生と一対一での面談。
『知能検査(知能テスト)』と呼ばれている「知的検査」と「言語検査」が行われるそうです。
親は教室の外から見るだけなので詳しい内容はわからないのですが、調べたところによると
「知的検査」は
- 色や形、同じ種類のものを見分けられるか?
- 数を理解しているか?
など、その年齢にふさわしい、物の認知に関する問題が出されます。
線や○などを書くことが多いようです。
「言語検査」は
- 質問に反応しているか?
- 正しい発音ができているか?
などを調べます。
「先生が今から言うことを繰り返して言ってね」という感じで、質問されるようです。
正しい検査結果を出すために、どんな言葉が質問として出されるかは口外されないようになっています。
子供だけの面接が終わったら、次は親子での面談です。
5.面談(親子で)
親子での面談で聞かれた内容は、
子供に対しては、
- お名前は?
- どこの保育園に通っているの?
親に対しては、
- 一人で服を脱いだり着たりできますか?
- トイレはひとりでできますか?(和式も大丈夫?)
親子共に2つずつの質問でした。
質問後は、今日の健康診断の結果と入学前のしつけ・健康・勉強について書かれたお手紙をもらい、「入学説明会」の日付の確認をして先生からの説明は終了。
健康診断で治療が必要とされた場合は、入学までに医療機関を受診し「完治しました」など受診済みの報告は特に必要ありませんとのことでした。
最後に、お母さんから何か質問はないですか?と聞かれたので
「ひらがなは読めるのですが、字がまだ書けないのですが、、、」と言ったところ
「字を書くのは入学してからじっくりやるので心配しなくてもいいです。受け答えができているので大丈夫ですよ。」と言っていただき、安心することができました。
あとから調べてわかったことなのですが、子供に対しての
- お名前は?
- どこの保育園に通っているの?
という問いかけは、
- 質問に反応しているか?
- 正しい発音ができているか?などの「言語検査」が行われていた様子。
それから、面談中は、椅子に座っていられるか?極度の緊張や興奮がないか?不自然な行動や独り言などはないか?なども見られているようです。
所要時間は、受付から面接終了まで約1時間20分。
子供だけの面接まではスムーズに進んだのですが、親子面接を待つ時間が長かったです。
就学前検診、息子の場合はこんな感じでした。
他の学校はどうでしょうか?
就学前検診の色々なパターン
就学前検診は就学前年度の11月30日までに実施され、健診後、1月31日までにどの小学校に就学することになるのか各家庭に通知されるようになっています。
でも、自治体、地域、小学校によってやり方が違うんですね。ネットで調べたり、他校のママさんに聞いた話をまとめました。
場所
入学予定の小学校で行うものだと思っていたのですが、地域によっては、就学前検診は病院で行うというところもあります。
小学校で実施の場合、受付後、親が付き添ってまわるところ、親は体育館などで待機し、5年生が案内してくれるところがあります。
親が待機している間は校長先生や教頭先生、関係者の講演があったり、制服やランドセル、学用品の業者さんが来て、サンプルを見せてくれたり注文したりするそうです。
なお、なぜ案内役が5年生なのかというと進級した6年生が1年生のお世話係になるからなんですね。
書類
わたしは当日渡されて、記入しましたが、
学校によっては、就学時健康診断通知書と一緒に書類が送付されてくるところもあるようです。
知能検査(知能テスト)
先生と一対一の個人面談式、もしくは少人数制で行われます。
親子面談
わたしの場合は、教師でしたが、校長・副校長がひとりひとり面談される学校もあるようです。
所要時間
入学予定者の人数や、やり方によってかかる時間はかなり違いがあるようです。
わたしは1時間20分くらいかかりましたが、健康診断だけ実施して、説明や話もないところでトータルで15分くらいで済んだという話もありました。
就学前検診、本当にいろんなパターンがあるんですね。
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就学前検診・健康診断へ行くための準備は?
就学前検診へ行くにあたって準備しておいたほうがいいこと、準備しなくてもいいことを体験からお伝えします。
前日までに準備しておいたほうがいいこと
持ち物はあらかじめ揃えておきましょう。
必要なものは通知書に記載されていて、我が家の場合は
- 就学前健康診断通知書
- 母子健康手帳
- スリッパなどの上履き
と記載されていました。
母子健康手帳
母子手帳は予防接種履歴を確認するために必要なのですが、知り合いのママさんが持ってくるのを忘れてしまい、「忘れました」と申告したら、「取りに帰ってください」と言われていましたので持参するのを忘れないようにしてくださいね。
子供の上履き
スリッパ等の上履きをご持参くださいと記載されている場合、保護者と子供それぞれ必要です。スリッパ等と書かれていますが、子供用はできれば靴を用意してあげてください。就学前検診では、階段の昇り降りや教室の移動があるので、普段履きなれていないスリッパより靴のほうが安全です。
幼稚園・保育園で上靴を使用している場合は、それを持っていきましょう。上靴を使用していない場合は、外履きの靴を洗って持参するといいですね。
息子が通う保育園は、上靴を使用しておらず、予備の外履きの靴も、買い置きの靴もなかったので今回、新たに上履きを購入しました。
サイズは、入学してから使えるように今履いている靴より0.5cm大きいものを。
上履きは学校指定の色などがあるので、新しく購入する際はお店の人に聞くといいですよ。
前日に準備しておきたいこと
耳掃除をする
耳鼻科の診察は、鼓膜の状態を診るものなので耳垢が溜まってたら意味がありません。なので、前日には耳掃除をしておきましょう。
当日準備しておきたいこと
5年生が引率してくれる場合、子供さんと離れる前にあらかじめ「トイレに行きたいときは、お兄さんかお姉さんに伝えるように」これだけは言っておきましょう。
就学前検診、準備しなくてもいいこと
知能検査(テスト)があると聞くと、うまくできるか心配になりますが、ひらがなや計算を教え込まなくても大丈夫です。
就学前検診の主な目的は、就学前の子供の健康状態と知的発達を総合的に学校側が把握するものとされています。なので、練習をせず、就学前の現時点で「できること」「できないこと」をプロの目で診断する。これが大切なのでは、、、と思うのです。
なお、服装は、子供は健診がしやすい服装なら親子ともに普段着でOK。幼稚園の制服でも可です。
まとめ
今回は就学前検診の内容、当日の流れを受付から順番に紹介しました。
- 記入した書類の種類
- 健康診断
- 子供だけの面談→知能検査(知能テスト)
- 親子面談で聞かれたこと
就学前検診の内容、流れはつかめましたか?
はじめてだと色々と不安になりますが、このページを読んだあなたは、流れをバッチリ予習できたので、ど~んと構えて当日挑んでください。
就学前健診で何かに引っかかったとしても、次にどうしたらいいのかが具体的にわかってくるので心配しすぎなくても大丈夫です。
自治体によって違いがあるので、不安があったら学校に問い合わせてみるのもいいでしょう。
小学校へ行くと「もうすぐ小学生になるんだな~」と実感しますね。
娘が小学校を卒業してから約3年になるのですが、知っている先生は一人もいませんでした。年齢層も全体的に若くなっていたかな?
親子面談を担当してくれた先生、とっても感じが良かったです。
どんな小学校生活になるのかな?
良い小学校生活がスタートできますように!